キャラクター

キャラクターは、24人の中から4人まで選んでパーティーを編成します。
一度編成したら変更できません。
体力
各キャラクターの体力は、以下の3つから成ります。
- ヘルス
- 0になったら骨になります。
- スタミナ
- 精神力。半分以下になると能力低下。
- マナ
- 魔力。
自然に回復したり、睡眠を取ったら早く回復したり、おなかすいたらスタミナが減ったり、とかいろいろあるようですが、細かいことは忘れました。
特殊能力(スキル)
ダンジョン・マスターにおいて、レベルは数字では表されません。
戦士(FIGHTER)、忍者(NINJA)、僧侶(PRIEST)、魔法使い(WIZARD)と名付けられた4つの各スキルが、NEOPHYTE(初心者)、NOVICE(見習い)、…と上がって行きます。
それぞれ、いろいろやっていれば何やかんや上がっていきますが、詳細は省略。
この内、忍者スキルは、投げることで上がっていきます。
ダンジョン・マスターでは、アイテムを手に掴んで目の高さでクリックすれば、何でも投げることができます。りんごをモンスターに投げつけても、一応は攻撃できます。忍術でいうところの「乱定剣」ですね。
なので、移動する時は、手頃なもの(さほど重要ではなくて、スタミナ消費を抑えるために重過ぎないもの)を常に投げながら移動すると、忍者スキルをちょっとずつ上げることができ、飛び道具の扱い等が上達します。
アイテム

アイテムは、身につけたりポーチや矢筒、バックパックに入れて持ち歩くことができます。
持ち歩けるアイテムの数(枠の数)は有限ですが、宝箱を手に入れると、宝箱に入れることで持ち歩けるアイテムの数を増やせます。持ち歩ける重さに制限があって、宝箱自体にも重さがあるので、宝箱が増えた分だけいくらでも持ち歩ける、というわけではありません。
また、アイテムは地面に置いておくことができます。置いておいてもなくならないので、食料を保管しておいたり、持ち替え用に武器を置いておいたりできます。
ダンジョンの中にお店などはないので、矢も消耗品ではありません。使ったら拾ってまた使います。
水と食料

水と食料も、このゲームでは大事な要素です。
水は、ところどころ水の湧く泉があるので、そこで皮袋に水を汲んで持ち歩きます。
食料は、りんごやチーズが落ちてるのを拾ったり、肉に変わるモンスターがいるので、そういうのを倒して手に入れます。
復活

倒されて骨になったら、その骨を祭壇に持っていくことで、復活させることができます。
魔法

魔法は、シンボルを組み合わせて詠唱します。
最初のシンボルは、魔法の強さを示し、強い魔法ほど、威力が大きいかわりにマナを多く消費します。
その後に続く呪文は、たとえばフル(火)のシンボルだけだと魔法の灯
(松明代わりに周りを照らす)ですが、フル(火)にイル(浮遊または飛行)を組み合わせるとファイアーボール
になる、といった形でシンボルを組み合わせます。
回復については、ヘルスやスタミナを直接回復するような魔法はありません。空のビンを手に持って呪文を唱えることでポーションを生成することができて、ポーションを飲むことで回復します。
魔法については、ダンジョンに時々巻物が落ちていて、そこにヒントが書かれていたりします。
断念
そんなダンジョン・マスターなのですが…僕は、途中で進むのを断念してしまいました。
攻略情報もあるので、物理的に進めないわけではありません。…精神的にきつい。
いや、本気で怖いんですよ。
リアルタイムで進んでいって、暗がりに、あるいは死角から、モンスターが現れた時の恐怖、ダンジョンに仕掛けられたトラップ…。
いきなり「ウォゥウォゥ」みたいな声が聞こえてきて、手に持ってる武器や盾が消えていく。
振り返ると小さいモンスターがいて(攻略情報によれば「ギグラー」というらしい)、全速力で逃げていく。足が速いので追いかけて叩くのは無理、ファイアーボールを唱えなきゃ…
上で書いたように魔法はシンボルの組み合わせで、間違えても余分なマナを消費するから間違えないよう慎重に詠唱、何とか倒せて武器を回収できてホッ…
ファイアーボール2、3回分のマナは常に確保しておかなくては…
と、そんな精神的なプレッシャーに、もうこれ以上は無理…と、断念してしまいました。
自分でのマッピングしたデータを見ると、11階分(始まりが1階でそこから地下に下りていくので、地下10階相当)までマッピングしています。
攻略情報を見ると、地下13階まであって、そこから地下6階まで戻って最後の扉を開ける…という感じのようですが、やってないので分かりません。
終わりに
と、そんなゲームなので、僕としては、一般の人にはあまりおすすめできません。
本気でサバイバルしたいと思うような精神的にタフな人、あるいはホラー映画とかお化け屋敷とかが好きな、恐怖に耐性のある人にだけ、おすすめしたい作品です。