マイコンBASICマガジン1990年12月号
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[12]. マイコンBASIC Magazine1990.12「HANDY98&PC-98DO+」

今回は、マイコンBASICマガジン1990年12月号から、HANDY98PC-98DO+の紹介記事を取り上げます。

HANDY98

HANDY98紹介記事

まずはNEC HANDY98(PC-98HA)。僕はまったく記憶に残っていませんが、こんな製品があったんですね。

サイズが234(W)×148(D)×36(H)mmということなので、A5とB5の間ぐらいでしょうか。

VRAMが32kBと少ないと思ったら、液晶が白黒2階調だったんですね。2階調だと、1ドットあたり1ビットなので、640×400=256000ビット=32000バイト、と、計算通りの容量に。表紙にカラー写真が載っているので、どんな画面だったかが分かります。赤い色のモデルが用意されているあたり、デザインに親しみやすくしようとした形跡がうかがえます。

バッテリで7時間駆動というあたりは、なかなか侮れませんね。

ただ、1.25MB(フロッピーディスク1枚分)のRAMドライブは、電源を切ると消えてしまうという話で、また、主に電子手帳で使われていたメモリカードは、高価で容量少なかったようなので、そういう点では、使い勝手は悪そうです。

ドッキングステーションを付ければフロッピーディスクが使えたようですが、そうやって使うのであれば、あえてこの大きさである必要はないですからねぇ…。

そう考えると、バランスの悪い製品だったかもしれません。

PC-98DO+

PC-98DO+紹介記事

続いて、NEC PC-98DO+。こっちは、前モデルのPC-98DOから、結構記憶に残ってます。

このDO+は、PC-98PC-88を単純に一台にまとめて、スイッチ一つで切り換えられるようにした製品です。

スペック表眺めても、まあ単純に、9888が一つになっているだけなので、そんなに面白いところはないですね。

88側は、もう88の時代の末期(というか最終モデル)なので、88としては最高スペックになっていると思います。

ついでに触れておくと、この時期のベーマガの裏表紙の広告は、88のみの機種の最終モデルであるPC-8801MCという、CD-ROMドライブを搭載した88になっています。

PC-8801MC広告

しかし、8ビットパソコンの性能、限られたアドレス空間では、CD-ROMの大容量を生かせない、ということで、実際のところ「意味なかった」という評判。

DO+に話を戻せば、98モードのサウンド機能が寂しい割に、88モードのサウンド機能が意外と充実してるんですよね。

98は、標準のFM音源ボードがこのスペックなので互換性からこうせざるを得なかった、ということだろうと想像できますが、なんかもったいなく感じます。98側からこのサウンド機能を使えたら、ちょっと面白かったかも、って。

おわりに

こうして見ると、いろいろと実験的な機種が出ているものです。

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